「オレ流」、誰もが一度はこの言葉を耳にしたことがあると思います。
プロ野球選手として現役時代に3度の三冠王を獲得。
監督としては、8年間で「4度のリーグ優勝」「1度の日本一」を獲得。
そんな、選手としても指導者としても超がつく一流の野球人が落合博満さんです。
そんな落合博満さんの「天才論」が非常に興味深かったのでまとめたいと思います。
結論を先に述べると・・・
世の中に天才はいない
とのことでした。
なぜ世の中に天才はいないのかを今から3分でわかるように説明していきます。
人は皆、天賦の才を持ってる
人は皆、何かしらの才能を持ってるはずだと落合博満さんは語っています。
あとはその才能を見つけ、見つけたら努力をするだけと淡々と語られてたのが非常に印象的でした。
落合博満さんは、自分はそれが野球で、たまたま数字が残せたから今があるとおっしゃってましたね。
何をやっても時間の無駄ではない
多くの人は「自分の才能がわからない。どうやって時間の無駄がないように自分の才能を見つけられるのか。」と思ってるはずです。
その疑問に対しても落合博満さんは淡々とこう述べられてました。
「何をやっても時間の無駄なんてない。必ず何かしら得るものがある。」
これは非常に共感してしまいました。
これ以上は語られてなかったのですが、僕は「興味があるものをとりあえずでもやってみる」というのがいいと思ってます。
違うなと思ったり飽きたら別のことをすればいいだけですからね。
つまらなくなったり、違うなと思ってるのにそれを続けるのは苦行以外の何ものでもないですから。
時間を費やすだけ
落合博満さんは、「自分の才能を見つけたら時間を費やす(努力する)だけ」と非常に簡潔に述べてました。
これは「才能=好きなこと」と置き換えることもできるなと感じました。
好きで没頭できることがある、それも立派な才能だと思ってます。
逆に、好きなことじゃないと時間を費やして努力をすることはなかなか難しいですよね。
これは誰でも当てはまると思います。
好きなゲームは何時間でもできるのに、嫌いな勉強は5分もできない・・・そんな経験は誰にでもありますよね。
落合博満さんは、ただただこの「才能(好きで没頭できること)を見つければいい」と仰られてるだけです。
失敗が人としての深みや味、厚みになる
自分の身近にいる、成功した人の話を聞いてみるといいと落合博満さんはおっしゃってました。
そういう人は必ず「自分の失敗談」を話すと。
確かにそうですね。
僕もそう思うのですが、自分の失敗談を話せる人は人間として非常に深く、厚みがあるんです。
僕は、この失敗が人としての深みや味、厚みになると思ってます。
まとめ
この考え方は堀江貴文さんの「好きなことにハマる」という考え方と同じだと思いました。
自分が好きなことを見つけ、あとはただただそれにハマる(努力する)だけ。
好きなことにハマると、自ずと没頭し、それはやがて何かしらの結果を産むという非常にわかりやすいサイクルになります。
落合博満さんの天才論はまさにこの考えだと思いました。
皆さんも自分がハマれることを見つけてみてはいかがでしょうか。
もし落合博満さんに興味をもたれたなら、下記の本は非常にオススメです。